2015年7月2日木曜日

液晶テレビの画面が突然フリーズする。その原因と意外だった解決方法とは?


 2011年7月にアナログ放送が終了した頃に購入したTOSHIBA REGZAが1ヶ月ほど前から突然フリーズするようになりました。突然画面が静止画になって動かなくなる。チャンネルを変えると画面は真っ黒の状態。最初はほんの2,3秒で日に2回くらいのペースで、最初はテレビ局が何か変な事してんのかな?くらいにしか思ってなかったのですが、だんだん醜くなってきて、最近は1時間に2・3回のペースで1分以上もフリーズするようになってきたので、ご近所さんに、最近テレビ局へんだよね?みたいな話したら、はぁ?なに言ってるんだ?みたいな顔してるので、うちの液晶テレビの話をしたら、ご近所さんではそんなこと1度もないと。そうなんです。実は、うちの液晶テレビ自体に原因があったのです。そしてとうとう先日10分おきくらいに3分以上もフリーズしてしまう化け物へと進化していきました。

 10分おきに3分もフリーズするテレビなんて今まで見たことなかったし。カップラーメン作るときにとても便利かもしれないけど、そもそも、10分おきにカップラーメン作らないし、しかもいつその3分が始まるのかもわからないのに。カップラーメンにお湯そそぐ準備してテレビ点けて待ってるのか?。そんで、その頃には3分が4分とか5分とかどんどんフリーズタイムが進化してカップラーメンもどんどん延びちゃって超クソまずいカップラーメンになっていくのかな?なんて想像してたらどんどん憂鬱になってきたので、思い切って新しいのを買うことに決めたのですが、最後の悪あがきで、どうせ捨てちゃうテレビなんだから自分でいじってテレビ直せないかネットで調べていろいろ試してみることにしました。

 最初に試したのは、裏の電源ボタンを長押しして液晶テレビを再起動させるという方法。

5秒くらい電源ボタンを押し続けると正面の電源ランプのLEDが緑色に点滅して、しばらくすると正常な画面が復活しました。

 これで直ったと安心したのもつかの間、10分くらいするとまたフリーズしました。そしてまた電源ボタンを長押しして再起動してまた正常に戻る。そしてまたしばらくするとまたフリーズする。そしてまた再起動。結局その繰り返し。フリーズタイムが3分から1分くらいに短縮されただけで、フリーズする度にテレビの裏に手を伸ばして、なんか変なストレッチ体操を10分おきに繰り返す面倒くさい無限ループが始まりました。そのうち電源ボタンの位置も覚えちゃって、足で押せちゃったり出来るようになりました。

 次に試したのが、アンテナいじり。

アンテナの向きが悪いと電波にノイズが出でフリーズするということが書いてあったのを見て、屋根の上にあるアンテナを長い釣竿で、屋根に上るのは怖かったので下からツンツンと突いてみました。しかし、うちのアンテナ、結構頑丈でまったく動かない。電気屋さんが台風でも絶対飛ばないようにしっかりと固定してくれてありました。釣竿でツンツンするのも感電しそうで怖いんだけど、なんとか勇気を振り絞って、 50回くらいツンツンしたら5ミリくらい動いたかもしれない感触があったので、テレビに戻って確認してみたんですが、何も変わらず。

 最終的に思いつきでやってみたのですが、B-CASカードを引き抜いてICチップの金色のところをゴシゴシとハンカチで擦って、そのカードをまたテレビに戻してみたら完全に直っちゃった。

フリーズしてテレビを再起動したときに、たまに、「B-CASカードが入っていません」というメッセージが出ることがあったので、電源ボタンの上に入っていたカードをグイっと引き抜いて、たまたま手に持っていたハンカチでカードの裏のICチップのところをゴシゴシ磨いてまたテレビに挿し戻しました。

なんと、それ以来、かれこれ2週間以上経ちますが、全くフリーズしなくなりました。原因はB-CASカードのICチップのところの接触不良だったみたいです。本当に、あのころが嘘のように、今では一瞬たりともフリーズしません。



ICチップのところをゴシゴシしたら直りました。

いろいろやってみるものですね。新しいテレビ買わなくてすみました。

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Adele
Genre: Pop
Released: November 20, 2015